サステックス株式会社
元Microsoftエンジニアが立ち上げたAI・システム開発に特化したテクノロジーカンパニー。
機械学習や生成AIを活用したPoC開発や業務効率化、プロダクト構築を支援。
はじめに
最近、「Google広告」や「Google Ads」と検索すると、公式に見せかけた詐欺広告が検索上部に表示される事例が報告されています。実際に表示された広告の一例をご紹介しつつ、危険性や見分け方について解説します。
こちらは前から「Amazon」、「Google」といったクエリでも出てくる大手を模倣した詐欺広告ではありますが、「Google 広告」というクエリでも発見したので、注意喚起として記事を書いています。
問題の広告のスクリーンショット
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表示ドメイン: リンク先に飛んでしまうと危険なため、非表示としております。
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広告タイトル: 「Google Ads広告 - ログイン」
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説明文: 「Google Ads広告のホームページを開きます。」

また、特に問題なのはリダイレクトした後、https://sites.google.com/ads-jp/ といったURLに飛びます。
※こちらも実リンクは危険性があるため、実際のURLとは少し違うURLとしております。
一見、google.comのドメインのため信用できそうですが、こちらはGoogleが提供しているGoogleサイトというサービスで実際はGoogle公式のサービスではなく、フィッシングサイトとなっています。
実際のスクリーンショット

しばらくすると、Googleのログインページを模倣したページに遷移します。

よく見ると、Gooele adsとタイトルでは表示されています。

被害にあわないために:チェックポイント
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 表示URL | google.comやads.google.com以外は注意 |
| リンク先のドメイン | squarespace.comやsites.google.comは要注意 |
| ログイン画面の見た目 | 公式に酷似していても、URLを必ず確認 |
| 公式URLの確認方法 | Google公式広告ログインページ をブックマークしておくと安心 |
検索エンジンにも問題あり?
Google広告を出稿するプラットフォームで、こうしたスパムが堂々と掲載されている点にも問題があります。
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詐欺広告の審査をすり抜けている
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セキュリティ対策が不十分
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早急な対処が求められます
まとめ
「Google広告」と検索して出てくる広告だからといって必ずしも安全とは限りません。
個人・企業問わず、こうしたなりすまし広告の存在を認識し、被害を防ぐ行動を取りましょう。
須藤 広大
奈良先端科学技術大学院大学修士課程卒業。自然言語処理・機械学習の研究を経て、株式会社ブレインパッドにてデータサイエンティスト・機械学習エンジニアとして活動後、Microsoft AIにてソフトウェアエンジニアとして勤務。
その後サステックス社を設立。TensorFlowやKerasといった深層学習ライブラリの開発にも貢献し、著書に「現場で使える!Python深層強化学習入門 強化学習と深層学習による探索と制御」、「現場で使える! TensorFlow開発入門 Kerasによる深層学習モデル構築手法」など。